Huobi仮想通貨ビッグデータ研究レポート: 1000BTC以上の大口取引が前週比2.7倍に急上昇(11月14日〜11月21日)

Huobi仮想通貨ビッグデータ研究レポート: 1000BTC以上の大口取引が前週比2.7倍に急上昇(11月14日〜11月21日)
Huobi研究所レポート
世界有数のHuobi研究所提供データを公開。14〜21日のデータでは、BCHハッシュ戦争の影響でビットコイン価格が暴落したことで、1000BTC以上の大口取引は前週比2.7倍に急上昇していた。

1. ブロックチェーン上のデータ

1-1. 動きがあったBTCアドレス

「11月14日~11月21日」の1週間で、動きがあったBTCアドレス数は前週とほぼ同じ、381万件だった

新規に増えたアドレスは、前週比5.4%減で、137万から129.6万へと下落した。

1-2. BTCの取引ボリューム及びトランザクション回数

BTCブロックチェーン上全体のBTC取引ボリュームは、前週(541.2万BTC)比60%増で、864.7万BTCとなった。 

トランザクション数は計192.6万回と記録され、前週比0.4%減少した。

また、トランザクションごとにおける平均BTCボリュームは前週比60.4%増で、4.49BTCとなった。

1-3. BTCのトランザクションコスト

今週、BTCネットワーク全体における総トランザクションコストは、前週の132BTCから250BTCとなり、大幅に上昇した。

平均トランザクションコストにおいても前週比90.7%増となる0.00013BTCとなった。

1-4. BTC保有量の占有率

一部のアドレスに対するBTC保有量の占有率は、前週よりやや上昇した。

上位10アドレスの全体に対する占有率は前週比0.12%減で5.34%となった。上位10〜100位アドレスの占有率は前週比0.1%増となったほか、上位100〜1,000位アドレスの占有率も前週比0.13%増となった。

それ以外のアドレスの占有率は、前週比0.11%減となる64.13%となった。

1-5. BTCにおける大口取引のデータ

Huobi研究所は、「超大口取引」を1万BTC以上と定義し、「大口取引」を1千BTC以上1万未満の取引と定義している。

超大口取引は15回あり、大口取引は前週の318回から868回に急上昇した。

1-6. BTC取引ボリュームごとのトランザクションデータ

1K〜10K BTC取引ボリュームのトランザクション占有率は前週の10.4%から22.1%に上昇したことにより、BTC取引ボリュームのトランザクションは全体的に上がった。

2. ソーシャルメディア

続いて、ソーシャルメディアに関する調査になる。

2-1.キーワード分析

Reddit’s r/CryptoCurrency Subreddit をNLP分析という手法で調査し、仮想通貨、イベント、取引所及びインフルエンサーの3つのカテゴリーにおいて、海外トレンドと、市場センチメントに関して分析している。

仮想通貨

NLP分析によると、BTC、BCHとETHが、もっとも注目された仮想通貨になった。

BTC及びETHの場合、主に価格と取引戦略が語られていた。

BCHについては、主にBitcoin ABCとBitcoin SVによるハッシュ戦争を巡り、熱く議論された。

イベント

Bot robot(ボットロボット)、Mining(マイニング)、Fiat(法定通貨)が、キーワードに。

Bot robot(ボットロボット)については、どのようにデータ化されたロボットを利用して取引し、利益を取るかは語られた。

Mining(マイニング)では、最近、BTCのマイニング難易度は連続で3回も下がったこと、通貨価格の下落により、一部のマイナーの収益が損になるラインに近づいた、という二つの話題があった。

Fiat(法定通貨)に関しては、法定通貨を使って、どのように仮想通貨を購入できるかに焦点が当てられた。

取引所/インフルエンサー

NLPによると、Satoshi、Binance、Coinbaseは今週最も注目されていた。

Coinbase、Binanceの場合、ログインやトランザクション、手数料などの問題を含む海外の投資家間での通常通りの話題が語られた。

Satoshiについては、Bitcoin ABCとSVの「どちらが本当のナカモトサトシバージョン」という議論が主なものだ。

2-2. GitHubでの開発に関する動き

Githubコミュニティでは、

新規で増えたコードが最も多かったのはETH、IOTA、ADAである。

最もフォーク数が多かったのはETH 、BTC、EOSである。

最もプロジェクトに関する開発の提出が多かったのはETH、BCH、XMRである。

新規増えたイシュー数量の上位3位はIOTA、BTC、DASHである。

一番「良いね」が集まったのはETH、BTC と EOSである。

注目者が最も増えたのはEOS、BTC、NEOである。

3.マーケットデータ

3-1. Return/Priceのボラティリティ比率

今週、仮想通貨の価格は全体的に大幅に下落した。取引高においては、多数の通貨は前週より上がったように見受けられた。

その中、BCHは前週比55.75%減となり、一番下落した。Rippleは前週比14.14%減で、下落幅は最も小さかった。

取引高においては、前週比224%増となったADAは最も増加した。BCHは85%減と減少幅は最小の通貨となった。

3-2. 仮想通貨の連動率

仮想通貨の間に見られる連動率とは、ある程度タンデムで動くとされるもの。

下記の基盤はピアソンの相関とp数値(=前週比の平均価格で比重した取引高の戻り値から計算される数値)となっている。

今週、主要通貨の連動率は非常に高く見え、全部下落した。その中、StellarとRipple以外の通貨の連動率は0.95以上にも達した。

Huobi研究所について

Huobi研究所は、仮想通貨取引所を運営しているHuobiグループによって2016年4月に設立され、2018年3月に、ブロックチェーン分野における技術開発・業界調査分析・応用研究・コンサルティングを目的とした、より高度な組織へ発展を遂げました。

また、経済、金融、AI、法律等様々な分野に精通する人材を多く抱えている他、世界のあらゆるブロックチェーンに関する学術団体や大学、研究施設と提携しており、Huobi研究所の所長を務める袁煜明(Hubery Yuan)氏は、元産業保安研究所の副院長兼TMT(テクノロジー・メディア・通信業界)主席アナリストを務めた人物であり、New Fourtune社から「ベストアナリスト賞」を受賞しております。

また、同研究所はブロックチェーン分野の研究基盤を構築し、業界に対してより明確に根拠のある理論や研究成果を提供する事で、業界及び産業の発展を促進する事を目指しております。

Huobi研究所の理念として、「ブロックチェーンのエコシステムを構築し、より良い未来に貢献する事」を掲げております。

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※注意事項

今回の記事はあくまで、調査レポートを元にCoinPostの考えを述べたもので、仮想通貨の値上がりを保証するものや、投資を奨励するものではございません。

仮想通貨への投資の際は、価格変動リスク、信用リスク、流動性のリスク等、リスクを確認した上、ご自身の責任の下で投資を行いましょう。

Source: CoinPost