2019年に上がる株【テンバガー・注目銘柄を予想】

投資家の諸兄姉よ、新年あけましておめでとう。

2018年も投資家として充実した1年を過ごすことができ、これも偏に当ブログの読者の皆様のおかげであったといえよう。

そんな皆様のご健勝とご多幸をお祈りするとともに、 本年もより一層のご愛顧の程、株師孔明を宜しくお願い申し上げます。

さて、2019年も毎年恒例となりつつある、「2019年に上がる株」を紹介しよう。

2019年相場の見通し

2019年の日本市場は、低金利を背景として堅調な景気が持続すれば、好業績銘柄や成長期待の高い銘柄を中心に株価上昇への期待感が高まるとみている。

連続増配・配当性向の引き上げや株主優待の新設、積極的な自社株買いなど、株主還元を強化する銘柄が引き続き多く見られれば、さらに株価が後押しされやすくなるだろう。

10月予定の消費増税が景気を冷え込ませるリスクこそあるものの、充実した経済対策が実施される見通しであることから、逆に消費増税が追い風となる銘柄の値上がり益を得たいところだ。

 

さらに、海外に目を向けると、米中貿易摩擦の行方や米利上げに伴う米景気の動向に注意が必要となる。

長期にわたって景気回復が続いている日本でも、海外景気が落ち込むことをきっかけに景気後退局面入りが近づくことも考えられる。

相場上昇に期待しつつも、3月末決算企業が発表する業績予想などを確認しながら、成長期待の高いテーマ株などをチェックして相場が下落局面に入るリスクには十分備えておきたいところだ。

 

2019年に注目しておくべき出来事・テーマ株

2019年に注目しておくべき出来事としてはまず、消費増税が挙げられる。

消費増税自体は株式市場にとってマイナスの影響が懸念されるイベントだが、充実した景気対策の恩恵を受けるチャンスがあるキャッシュレス決済関連銘柄不動産関連銘柄自動車関連銘柄などに期待できる。

また、改元も2019年のビッグイベントとなりそうだ。

改元に際しては祝賀ムードが高まることから、個人消費が伸びる可能性がある。

改元に伴う祝日の臨時設定でGWに10連休が発生することから、旅行関連銘柄などに資金流入の可能性がある。

さらに、ラグビーW杯が日本で開催されることから、ラグビーW杯関連銘柄にも要注目だ。

2020年に控えている東京五輪に向けたインフラ整備が加速することで、建設銘柄人材派遣関連銘柄などが物色対象となることもあり得る。

海外ではやはり米中貿易摩擦の動向を注視したい。

貿易摩擦が緩和するようであれば、輸出関連銘柄に見直し買いが入りやすくなる。

逆に米中貿易摩擦が激化・長期化するようだと、相場混乱にも強い内需関連銘柄が人気化することも考えられる。

あわせて金利や企業業績にも注目し、好景気が持続するのであれば輸出関連銘柄、金利上昇が進むなら金融関連銘柄、景気減速が懸念されるなら円高メリット関連銘柄などをチェックすると良いだろう。

 

有望テーマ 10選(+オマケ)

2019年に飛躍しそうな有望テーマを挙げるとともに、その中でも特に物色対象になりそうな銘柄を紹介しよう。

5G関連銘柄

2019年に5Gがスタートするということもあり、2019年に上がる株の中では一番安定株といえるテーマ株だろう。

5Gは現行のシステムの数十倍の通信速度を実現するシステム。

これを皮切りに、先10年をかけて今後様々な関連サービスが展開していくものと予測できる事から、主要な5G関連は今のうちに保有しておきたい。

中でも注目すべきは、5Gの対応エリアが拡大するとともに、ネットワークの構築・運用を手掛ける企業だろう。

ネットワーク関連企業に先取り投資する事で、ネットワーク基盤の増強が必要になることに備えておきたい。

<4739>伊藤忠テクノソリューションズ伊藤忠テクノソリューションズの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 2,124円
予想株価 3,200円
オススメ度 B

 

改元関連銘柄

2019年には改元が予定されているのは皆さんもすでにご存じの通りだが、改元関連は幅が広く、その銘柄数はかなり多い。

そんな中、注目しておきたいのは、この改元で臨時の祝日が設けられることでGWに10連休が発生する点だ。

ここで大型連休が長期化することで旅行需要が高まると見込まれ、改元関連銘柄として旅行ビジネスに取り組む企業は期待がもてる。

この需要を取り込んだまま、東京オリンピック開催まで景気を持続できれば、長期的に利益を出せる可能性も充分あるだろう。

<9603>エイチ・アイ・エスエイチ・アイ・エスの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 3,985円
予想株価 6,000円
オススメ度 A

 

また、改元時にはシステム改修需要が急増することも考えられる。

人材不足を背景に人員削減を目的としたシステム改善に取り組む企業が増えればさらに資金流入の可能性が高まる。

これを踏まえて、10月予定の消費増税に伴うキャッシュレス決済へのポイント還元も、システム需要を旺盛にすると考えると、この条件にぴったり合致するキューブシステム<2335>あたりは、物色対象になる可能性があるだろう。

<2335>キューブシステムキューブシステムの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 596円
予想株価 1,500円
オススメ度 SS

 

次世代農業ビジネス関連銘柄

農業分野においては、農業ICTで生産を効率化するスマート農業が今後さらに普及の一途を辿るだろう。

最近では、テレビドラマでも、無人農機を題材にし、幅広い世代にも次世代農業が認知されてきている。

そんな幅広くあるスマート農業の分野の中でも、農機具の自動運転を手がける企業や、新鮮な果物や野菜などを農業ICTで生産管理するシステムに取り組む企業に注目しておきたい。

コア<2359>は、そのどちらにも重点推進しており、2019年は期待の銘柄だ。

<2359>コアコアの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 1,157円
予想株価 2,000円
オススメ度 A

 

消費増税関連銘柄

消費税の増税が2019年に実施される事から、そのシナジーは必ずどこかしらに現れる。

例えば、消費増税に際し景気対策として自動車減税が実施されれば、自動車の保有者が増えることでパーキングや駐車場、カー用品などを取り扱う企業に恩恵を受けられる可能性がある。

その恩恵を受けそうな日本駐車場開発<2353>においては、低金利が持続すれば不動産開発を進めやすくなることや、低位株ながら黒字が定着していることで、株価上昇のチャンスを広げていると言える。

<2353>日本駐車場開発日本駐車場開発の株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 142円
予想株価 300円
オススメ度 B

 

また、消費増税時に導入される軽減税率は、店内飲食は対象外であることにも着目しておきたい。

そのため、同業の飲食店でも、店内飲食のチェーン店を展開する企業に比べて、販売・持ち帰りを主体とした企業に対して人気が相対的に高まる可能性がある。

「回転ずし」と「持ち帰り寿司」などがその良い例になりそうだ。

<9973>小僧寿し小僧寿しの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 46円
予想株価 150円
オススメ度 B

 

さらに、消費増税時に大規模な景気対策が実施されることで個人消費がかえって押し上げられることとなれば、大手小売店を展開する企業は恩恵を受けられる。

景気後退局面が訪れた際も株価が下支えされやすく、比較的買いやすい銘柄と言えるだろう。

<8267>イオンイオンの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 2,149.5円
予想株価 3,500.0円
オススメ度 A

 

バイオ関連銘柄

近年、バイオベンチャーに光がみえはじめている。

ノーベル賞などでバイオベンチャーに注目が集まる事も要因の一つだろう。

特に日本では「中分子」が注目に値しており、将来的に中分子薬の普及が期待されている。

比較的安価で副作用が少ない上に薬効も高い中分子薬は、原料の中分子の確保が難しかったことで以前はまだまだ普及の目処はなかったが、ペプチドリームが特殊ペプチドを量産できる技術を開発した事で一変。

今後の普及度を考えれば、絶対的に早めに保有しておきたい株のひとつになるといえる。

<4587>ペプチドリームペプチドリームの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 4,340円
予想株価 8,000円
オススメ度 SS

 

自動運転車関連銘柄

自動運転の実現には正確な地図情報が不可欠であることから、東京五輪に向けて自動運転車の走行実験が進むことで、地図情報の提供などに取り組む企業に注目が集まる可能性があるだろう。

中でもゼンリン<9474>は、成長性への期待が高まることで、2018年10月につけた高値3,675円を上回る水準にまで株価が反発できるかに注目したい。

<9474>ゼンリンゼンリンの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 2,328円
予想株価 4,000円
オススメ度 S

 

選挙関連銘柄

2019年は統一地方選挙・参議院選挙の年であり、選挙の実施数が多い事からも、選挙投票に必須な封筒需要急増に期待がもてる。

書類の電子化などで業績の先行きには不透明感のある封筒メーカーあたりは、これを機に強い追い風が吹く可能性も充分あるため、チェックが必要だ。

中でもイムラ封筒<3955>は、創業100周年記念配当を2019年1月期末に実施することが好材料となり、関連銘柄に物色が向かう可能性がある。

加えて、

<3955>イムラ封筒イムラ封筒の株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 531円
予想株価 1,000円
オススメ度 SS

 

猛暑関連銘柄

2018年夏に発生した猛暑をきっかけに、学校への空調設備導入が急速に進む見通しがたっている。

このことからも、学校向け空調設備工事を受注できる企業は、業績が押し上げられる可能性があるだろう。

アイナボホールディングス<7539>あたりは、指標面での割高感が乏しい高配当銘柄であり、相場波乱が発生した際にも比較的安心して保有しやすいと言える。

<7539>アイナボホールディングスアイナボホールディングスの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 868円
予想株価 2,000円
オススメ度 S

 

円高メリット関連銘柄

米中貿易摩擦の影響で米経済の勢いが落ちれば、FRBによる利上げペースが落ちることも考えられる。

日米金利差が拡大しづらいとなれば円高・ドル安要因となり、円高で原材料価格を抑えられる飲食店は物色対象になり得るだろう。

中でも、人件費増に苦しみつつも売上高は伸びている吉野家ホールディングス<9861>あたりは、店舗運営の効率化を進めて黒字回復につながれば株価上昇に期待できる。

<9861>吉野家ホールディングス吉野家ホールディングスの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 1,808円
予想株価 2,500円
オススメ度 A

 

防災関連銘柄

2018年は北海道地震をはじめ、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録された集中豪雨など、各地で甚大な被害が及ぼされた。

これを受けて、日本各地では防災に対する意識はかなり高くなっており、防災用資材や防潮壁など、2019年はさらに事前の防災が準備が整えられることが見込まれる。

中でもポエック<9264>は、景観配慮型防潮壁「SEA WALL」や電源不要のスプリンクラー消火装置「ナイアス」の拡販など、業績の牽引に期待が持てる銘柄と言えるだろう。

<9264>ポエックポエックの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 3,155円
予想株価 7,000円
オススメ度 B

 

その他

人材不足が深刻な郵便事業では、ヤマト運輸・佐川急便が値上げしたことを受けて、相対的に値上げ度合いの小さい日本郵便に荷物が流入している。

この上で、郵便法改正により土曜日配達の中止などが実現すれば、将来的な採算悪化懸念も和らぎ、ゆうちょ銀行の預入限度額引き上げも追い風となるため、株価を押し上げる要因になりえる。

 

<6178>日本郵政日本郵政の株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 1,265円
予想株価 2,000円
オススメ度 S

 

また、2018年にIPOを実施した中にも、上場直後こそ市場の関心を集めたもののその後は株価が低迷している銘柄は多い。

関連からは、フリマアプリで高い知名度を誇るメルカリ<4385>あたりは、売上高は伸びていることから、赤字体質懸念に伴う値下げがひと段落すれば、売上成長への注目度が高まり株価が反発するチャンスが生まれる可能性は充分だろう。

 

<4385>メルカリメルカリの株価

市場名 東証1部
株価(’18/12/28) 1,842円
予想株価 5,000円
オススメ度 B

 

2019年に上がる株 まとめ

2019年相場は、米中貿易摩擦の行方や、消費増税・景気対策が経済に与える影響を注視しながら進むことになりそうだ。

相場の先行きには不透明感があるものの、企業業績が好調を維持できれば割安感から株式市場資金が流入しやすくなる。

中長期的に安心して保有しやすい高配当銘柄や、大幅な値上がり益に期待できる成長銘柄などをしっかり発掘しておくと良いだろう。

相場調整のリスクにも備え、成長銘柄でもすでに黒字化を達成している銘柄などに注目しておきたい。

また、相場混乱が生じる局面では割安株を拾うとともに、テーマ性が意識されて逆行高を演じるチャンスがあるテーマ株についてもチェックしておく価値があると言える。

2019年に注目度が高まりそうなテーマとして、改元関連銘柄、消費増税関連銘柄、5G関連銘柄、東京五輪関連銘柄などはぜひ確認しておこう。

 

それでは2019年も「株師孔明」をどうぞよろしくお願いします。

 

Source: 株師孔明の株&仮想通貨ブログ